オヤジ一人と雄猫2匹のお気楽でガサツな日常生活
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2009年03月15日 (日) | 編集 |
最近、ペットショップにおける猫の人気はスコティッシュフォールドが
一番らしい。

折れた耳、丸い顔は非常に可愛らしく、人に懐き易く、鳴声も小さくて
飼い易い猫です。

私も猫を飼おうと決めた時に「スコ」と「アメショ」を比較し、最終的に
「スコ」にした経緯があります。

しかし、スコには厄介な問題が潜んでいます。

スコを飼っている者として、これからスコを飼ってみたいと思われている方へ
可愛らしさの裏に潜む危険性」を紹介したいと思います。

スコの特徴である折れ耳ですが、突然変異の個体から発生し、折れ耳自体が
軟骨異常によって引き起こされているものです。

そして、耳以外にもシッポや足指の軟骨に異常が現れる場合があり、
同型接合性障害と呼ばれています。
遺伝性骨形成異常症と呼ぶ獣医師さんもいらっしゃいます。


スコ=折れ耳と思われている方もいらっしゃいますが、折れ耳と立ち耳の交配
という正しい交配で折れ耳の生まれる確率は3分の1ぐらいだそうです。
つまりスコティッシュフォールドの3分の2は立ち耳なんです。

折れ耳同士の交配であれば、大半が耳が折れた子猫が生まれるそうですが、
同時に同型接合性障害を持った子猫になるのだそうです。

耳折れ、シッポや足指の軟骨の異常以外に、成長と共に骨瘤(骨のコブ)や
心臓病、重度の内臓疾患などが現れます。

残念ながら、耳折れの子猫のほうが市場価値があることや、飼い主が
同型接合性障害に無知であったりして、耳折れ同士の交配が行われる
ことがあるようです。

スコを買う場合、できるだけ安心できるブリーダーさんから買われることを
私はお勧めします。
その場合も、同胎の兄弟猫の3分の2以上が耳折れだったり、子猫の段階で
シッポが太かったり短かったり動きが滑らかで無い場合は、シッポや脚の
関節や指を触るなど観察して、同型接合性障害について注意が必要です。

そして、厄介なのが耳折れと立ち耳の交配によって生まれた子猫にも
同型接合性障害が出ることがある
ことです。


我が家の「レッド」
20090314-1.jpg
ご覧のように折れ耳です。

立ち耳と折れ耳の交配によって生まれた猫ですが、残念ながら同型接合性障害
をシッポと足指に持っています。

「スコ」を飼うと決めた時に、同型接合性障害についても調べましたし、
ブリーダーさんとも何度もメール交換し、生まれたばかりの子猫を見物にも
行きました。


レッドに決めた時に、シッポが多少短いなとは感じていましたが、触っても
みませんでしたし、固体によって長短はあるだろうと気にはしていませんでした。

子猫の時は、シッポは上下に動かす程度ですが、成長と共にシッポは実に
複雑な動きをさせて感情を表現するようになります。


我が家の2匹が成長するに従って「てつ」はシッポの動きが活発なのに比較して
「レッド」のシッポは動きが少なく、シッポを触られることを嫌うことに
気がつきました。


とても複雑な動きをする「てつ」のシッポ
20090314-2.jpg
時には人の顔をシッポで撫でたりもします。


生え際の太さは「てつ」以上ですが、長さが短い「レッド」のシッポ
20090314-3.jpg

シッポを上げるか下げるかだけで左右にはあまり動かすことをしません。
シッポの先も「てつ」はクネクネと動かしますが「レッド」はクネくらいしか
動かしません。

シッポの動きとシッポの長さにはどんな関係があるのかは判りませんが、
シッポを触ると「てつ」は喜びますが、「レッド」はシッポを触られることを
極端に嫌います。
性格的なものなら良いのですが、触られると痛いのか?と気になるところです。


「レッド」の前足です
20090314-4.jpg
人間であれば「親指」と呼ばれる部分が常に露出しています。

猫の爪は普段は隠れていて、必要な都度にニュっと出てくるものです。
「レッド」はこの写真の部分の爪が左右ともに常に露出しており、他の爪は
隠れたままで、必要な都度出てくるということもありません。

爪は生えていますが、写真の部分以外は太く短くて伸びるのも遅いです。
油断すると肉球に食い込むような伸び方をするので注意しないといけませんが
手足を触られるのが嫌いで、困ったものです。


歩いたり走ったりするのには何も問題は無いのですが、「レッド」は40cm以上の
高さのところには飛び上がることができません。


ダイニングテーブルの奥にある椅子の上に行く場合は
20090314-5.jpg
こんな感じで移動します。


「レッド」のお気に入り窓辺の観葉植物「サンスベリア スタッキー」の鉢に
移動する場合は
20090314-6.jpg
こんな経路です。

窓辺から降りる時は、「ウッ」と言いながら飛び降ります。


キャットタワーは一段づつ上って頂上まで行けるので、何も問題はありません。
20090314-10.jpg


高い所に飛び上がることができない猫
飼い主としては大きな問題は無いのですが、猫にとっては大問題です。

キッチンで何かしていると「てつ」は流し台の上に飛び乗ってきますが
「レッド」は上を見上げて泣くだけです。
そんな時は「レッド」の目線までしゃがんで慰めることしかできません。


「てつ」の行動範囲の半分以下の「レッド」の行動範囲
一緒に遊びたいけれど、思うように動けない「レッド」には諸々の葛藤が
あるのでしょう。
それでも、時々喧嘩をしながらでもこんなに仲良しの時もある
20090314-7.jpg

お尻をついて股を広げて人間のように座る「スコ座り」
20090314-8.jpg
これも軟骨が必要以上に柔らかい「軟骨異常」という一種の異常です。

我が家のスコは「スコ座り」をしないと嘆いている方、お宅の猫は正常なんです。

耳折れ、スコ座り、スコ立ち・・・
人間は「可愛い、可愛い」と見ていますが、異常のある可愛そうな猫と
言えるのではないのか?と私は複雑な思いです。


突然死したスコの話も耳にしますが、同型接合性障害が潜んでいたことを
否定はできません。

他の種類の猫に比べて、スコは平均寿命が短いとも言われています。


非常に人気のあるスコティシュフォールドですが、何かと障害の出やすい種類の
猫であることを知っていただきたいと思います。




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